2008年7月1日火曜日

雨上がりの朝


昨日の夜、店を閉めるときに従業員のアリウンとムサが「雨が降りそうだ」と言いました。空を見ると確かに低空の雲が異様なスピードで動いているし、風も強かったので、全開にしていた窓を閉めて寝ました。そうしないと、時に暴風雨になり、寝ている間に家が水浸しになってしまうこともあるのです。でも結局降り始めたのは明け方のようでした。量も少なく雷も鳴りませんでした。
雷や暴風雨になるとまたまた停電や電話回線のトラブルになるのでほっとしました。
今回の雨は今年2回めで、最初の雨は6/24に降ったようです。ほぼ例年通りで雨期に突入という感じです。
さて、そんな雨の朝やったことはまずMacOS 10.5.4アップデートのインストールです。何台にも入れるのでまず自分のMacBookにAppleのサポートページからアップデータをダウンロードし、テストします。うまく行ったらそれをUSBフラッシュで各マシンにコピーし、アップデートしていきます。以前はAppleTalkでLAN経由でやっていたのですが、コピーに思いのほか時間がかかり、USBフラッシュでやった方が速いのです。Leopardは他のマシンのデスクトップを操作できるので、今度はそれを試してみようと思います。
ところでLeopardはかなりメモリを貪欲に消費するようで、512x2=1024MBのマシンでFinderの操作をするのにレインボービーチボールが回ったりします。仕方がないので、このマシンのメモリを2GBのシングルにアップデートすることにしました。
MacMiniを開けるのにはコツと1つの道具がいります。
以前MacWay(一応セネガルでのApple正式取扱店)で、サウンドの問題を直してもらったときに、帰ってきたマシンを見てびっくり。どうやらマイナスドライバでこじ開けたらしく、裏の普段は見えない部分ですがボーダーが傷だらけになっていました。これを見て、「以後は自分で直そう」と心に決めたものです。しかもサウンドの問題解決は実はメモリの差し替えよりも簡単なのです。カバーを開けて、マザーボードの右のボーダーの中間くらいにあるハードウェアリセットスイッチを押すだけ。
その必要な道具とは、特殊工具でもTORXドライバでもありません。お好み焼きをかえす「へら」です。ところが、こんなものセネガルにはありません。私も日本で買ってきました・・・そういう意味では一種の特殊工具とも言えるわけです。
そうして、手先の器用なアリウンに教えながら、MacMiniを開け、無事にRAM増設を終えました。それにしてもMacのシステムはまたまた肥大しているんだなと実感。Leopardインストールには11.7GBものディスクスペースを必要としますし、RAMは1GBが最低限必要です。
Pentium M 1.1GB/RAM512MBのマシンでCDからインストールできるUbuntu 8.04 Hardy Heronがけなげに見える雨上がりの朝なのでした。

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