2008年7月2日水曜日

Leopard雑感


これを書いているMacBookには4月の中旬に入れたので2ヶ月あまり、店には導入して1週間あまりたったので、レビューします。
まず、アドミンユーザ1人で使っている場合ですが、これはほとんど問題はありません。ただ、Finder動作がアイコンのプレビューなどで少々スピードが落ち、もっさりした感じになるので、Finderがキビキビ動くという点ではTigerの方がいいです。特にRAMを1GBというLeopardの推奨最低限だとかなりもっさりします。2GBで普通に動く感じです。このあたり、Leopardはかなりメモリ食いだという印象。
Finderの新機能、カバーフロウ風表示やクイックルックはいい感じです。また、ネットワーク上のMacへのアクセスが非常に楽になって、ネットワークの管理者としては以前にもましてやりやすくなった気がします。また、画面共有というVNC経由の強力な管理方法が加わってこれも使いがいのある機能だと思います。
自宅で1台のMacという環境ではほとんど関係ないし、Leopard同士でないと動かないのが難点ですが・・・
さて、マルチアカウントの環境ですが、店ではアドミンユーザとゲストアカウントを設定し、客に使わせるときにはもちろんゲストアカウントを立ち上げています。これには機能制限(Parental Control)をかけていて、例えばDockの内容を変更したり、アプリケーションをインストールしたり削除したりすることはできません。これはネットカフェには必須の機能制限です。客の使った後にはしばしばインストールしようとした痕跡が残されています。その多くは.exeファイルで、これはWinでしか機能しないのでMac上では安全ですがこのダウンロードされた.exeファイルの数を見るとWinベースのネットカフェの管理の大変さが思いやられます。また、アプリケーションの中には自動的にパッケージが展開されて、アプリケーションをアプリケーションフォルダにコピーするタイプのものがあり、これは実際にはどこにコピーしても動くのですが、基本的にシステムレベルに何か書き込むことはないのでセキュリティ的問題は基本的にありません。
MacOS Xには「起動項目」にバグらしきものがあり、TigerでもそうでしたがLeopardでもなんか非常に不可解な形でいろんなアプリケーションが起動項目に加えられてしまいます。(なぜか減ることはないようです。)中にはインストール時のアシスタントのデフォルトで起動項目に加えるにチェックが入っていたり、環境設定で簡単に起動項目に加えられるものもあるのですが、(Microsoft Messenger等)、そういうものがないSkypeやらNeoOfficeやらはたまたPagesまでが起動項目に入ってしまうことも。
これが意外とやっかいで、Parental Controlをはずした状態でログインし、起動項目をはずしてログアウト、Parental Controlを戻して再ログインということをやらなければならないのです。
マルチユーザの設定をしていないMacや、起動項目の設定をしていなければこの現象はないみたいなのですが・・・
あとはauroraの壁紙の受けがよくないようで、オリジナルの壁紙に戻しました。

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